★マルチタレント、松本キックさんによる
10/9 HakujuHall「歌う今昔物語」レポート(2003.10.16up)
10/9 HakujuHall「歌う今昔物語」レポート(2003.10.16up)
楽しいひととき
こないだ、つのだ☆ひろさんのコンサートに行ってきた。場所は代々木八幡。
なんと箱吉から歩いて5分のところにある、
できたばっかりのコンサートホール。夜の7：00前つのだ家の長女りずむちゃんと待ち合わせ。
そのままてくてくとホールまで。
『ここです。』
りずむちゃんが立ち止まった目の前には、きれいなビルが。
でもどうみても一企業のビルにしか見えず、 とてもホールなどが入っているようにみえない。
案内されるがまま入っていき、エレベーターで７階へ。
すると、あったよあった。こんなビルの中にめちゃくちゃ立派なコンサートホールが。
指定された席に着き３００分の一となる。と、間もないうちに開始の時間。このコンサート、
出演がつのだ☆ひろさんだけじゃなく、実のお兄さんであるつのだたかしさん、
盲目のミュージシャン長谷川きよしさん、と３人のミュージシャンで構成れている。
まずはお兄さん、たかしさんのソロ。
お兄さんは元々ドイツにクラッシックギターの勉強で留学していたらしいのだが、
今はリュートという小さなギターのような楽器を演奏している。だからスタートはめちゃめちゃクラシカルな感じになった。
１曲終わるとうれしそうに、じんわりとした笑みを浮かべながら弦から手をはなすのがすごく印象にのこっている。
そして楽器紹介などおしゃべり。
『このギターは元々寝る前にひかれてたものなんです。だから聴いてると眠くなってくるでしょう。』
いきなりそうきたか。お兄さん、まじめそうにみえて相当おもしろい。マイペースで淡々と話を進めていく。
ひろさんが動ならたかしさんは静。
『上向いて眠っちゃってる人がいて、その時思ったのね。僕はなんで鼻の穴みて演 奏してんだろう。』
『有名人を兄弟にもつと良かったり悪かったりがある。いろんな人に会うと必ず言 われる。つのだ☆ひろさんのお兄さんですか？つのだじろうさんの弟さんですか？そ の２人に挟まれてるのが僕です。ちょっとくらいひねくれてもしょうがないですよ ね。』
そんな調子で場内を湧かすもんだから、次の長谷川さん登場そうそうに
『すごい出ずらいよ。』
お兄さんがはけて、長谷川さんがギター片手に熱唱。再びお兄さんが登場して、
２人でセッション。
そしてつのだ☆ひろさん登場し、そこから３人のセッションに。
ひろさんは打楽器なのでソロはなし。
その分いろんな打楽器を披露。最初の「カホン」でトークが炸裂。
『私が今座っている箱みたいなのあるでしょ。でもこれ箱じゃないんですよ。ちゃんとした楽器で、フラメンコなんかで使うやつで、カホンっていううんですよ。スペイン語で、意味はね、「箱」です。やっぱ箱なんですよ。』
途中で触れた時も
『これ見せましょうか裏っかわ。こういうふうに穴があいてて、中にギターみたいに弦が張ってあるんですよ。ただの箱じゃないんですよほんとに。穴あいてるから使わない時はゴミ箱にもつかえますからね。』
するとお兄さんが
『商店街のくじびきにもいいね。』
もうお笑いでいうと、ボケる弟にかぶせる兄貴といった感じで、収拾のつかない
「いとしこいし」みたいでおもしろかった。（夢路いとしさんの御冥福をお祈りします。）
長谷川さんは大変やったと思うけど。
『今日の僕の役目は２人をまとめることですから。』
あながち冗談じゃなかったりして。
そんな感じで二部構成の一部、二部とも楽しく時間が過ぎていった。
特に二部は今回のメイン？である共通のルーツを探るコーナー。
『ぼくたちのルーツは歌謡曲です。』
３人が口を揃えて言うようにそのマニア度はおしてはかるべし。
それぞれが歌だけでなく、 例えばセリフのあるものまで完璧にコピーしている。
だから誰かが歌い出すと、すぐに誰かがのかって歌う。
年代が違うけど結構笑わせていただいた。
三橋美智也のウェスタン歌謡は普通下がりながらビブラートはきかせるのに、
あの人は上がりながらきかせるのが特徴なんですよ。
『はもる演歌があるんですよ。♪あ〜〜〜ああああ〜〜〜風邪ひくな〜風邪ひくな』 と
どうみても３人が一番楽しんでいた。
そしてすでに一時間くらいたっていそうなのにひろさんは
『このコーナー20分の予定なんですよ。』
ほんとうに楽しそうにやっているから観てる方も楽しくなってくる。
とにかく楽しい時間を持つことができた。
ほんとありがとうございました。
最後におまけとして、ひろさんがドラムを始めたきっかけについて話したエピソードを。
『兄貴が嵐を呼ぶ男を観て影響され、器用だから自分でスティック作ってたんですよ。でもすぐにあきちゃって忘れてたんですね。で、ある時勉強熱心で優等生な僕が勉強してたんですね、そしたら消しゴムがコロコロコロ〜ってタンスの裏に入っちゃったんですよ。で、しょうがないなあってタンスどけたら、そこにスティックがあったんですよ。そこからですねたたき出したのは。だから今の僕があるのはすべてひとえに、消しゴムのおかげなんです。』
こないだ、つのだ☆ひろさんのコンサートに行ってきた。場所は代々木八幡。
なんと箱吉から歩いて5分のところにある、
できたばっかりのコンサートホール。夜の7：00前つのだ家の長女りずむちゃんと待ち合わせ。
そのままてくてくとホールまで。
『ここです。』
りずむちゃんが立ち止まった目の前には、きれいなビルが。
でもどうみても一企業のビルにしか見えず、 とてもホールなどが入っているようにみえない。
案内されるがまま入っていき、エレベーターで７階へ。
すると、あったよあった。こんなビルの中にめちゃくちゃ立派なコンサートホールが。
指定された席に着き３００分の一となる。と、間もないうちに開始の時間。このコンサート、
出演がつのだ☆ひろさんだけじゃなく、実のお兄さんであるつのだたかしさん、
盲目のミュージシャン長谷川きよしさん、と３人のミュージシャンで構成れている。
まずはお兄さん、たかしさんのソロ。
お兄さんは元々ドイツにクラッシックギターの勉強で留学していたらしいのだが、
今はリュートという小さなギターのような楽器を演奏している。だからスタートはめちゃめちゃクラシカルな感じになった。
１曲終わるとうれしそうに、じんわりとした笑みを浮かべながら弦から手をはなすのがすごく印象にのこっている。
そして楽器紹介などおしゃべり。
『このギターは元々寝る前にひかれてたものなんです。だから聴いてると眠くなってくるでしょう。』
いきなりそうきたか。お兄さん、まじめそうにみえて相当おもしろい。マイペースで淡々と話を進めていく。
ひろさんが動ならたかしさんは静。
『上向いて眠っちゃってる人がいて、その時思ったのね。僕はなんで鼻の穴みて演 奏してんだろう。』
『有名人を兄弟にもつと良かったり悪かったりがある。いろんな人に会うと必ず言 われる。つのだ☆ひろさんのお兄さんですか？つのだじろうさんの弟さんですか？そ の２人に挟まれてるのが僕です。ちょっとくらいひねくれてもしょうがないですよ ね。』
そんな調子で場内を湧かすもんだから、次の長谷川さん登場そうそうに
『すごい出ずらいよ。』
お兄さんがはけて、長谷川さんがギター片手に熱唱。再びお兄さんが登場して、
２人でセッション。
そしてつのだ☆ひろさん登場し、そこから３人のセッションに。
ひろさんは打楽器なのでソロはなし。
その分いろんな打楽器を披露。最初の「カホン」でトークが炸裂。
『私が今座っている箱みたいなのあるでしょ。でもこれ箱じゃないんですよ。ちゃんとした楽器で、フラメンコなんかで使うやつで、カホンっていううんですよ。スペイン語で、意味はね、「箱」です。やっぱ箱なんですよ。』
途中で触れた時も
『これ見せましょうか裏っかわ。こういうふうに穴があいてて、中にギターみたいに弦が張ってあるんですよ。ただの箱じゃないんですよほんとに。穴あいてるから使わない時はゴミ箱にもつかえますからね。』
するとお兄さんが
『商店街のくじびきにもいいね。』
もうお笑いでいうと、ボケる弟にかぶせる兄貴といった感じで、収拾のつかない
「いとしこいし」みたいでおもしろかった。（夢路いとしさんの御冥福をお祈りします。）
長谷川さんは大変やったと思うけど。
『今日の僕の役目は２人をまとめることですから。』
あながち冗談じゃなかったりして。
そんな感じで二部構成の一部、二部とも楽しく時間が過ぎていった。
特に二部は今回のメイン？である共通のルーツを探るコーナー。
『ぼくたちのルーツは歌謡曲です。』
３人が口を揃えて言うようにそのマニア度はおしてはかるべし。
それぞれが歌だけでなく、 例えばセリフのあるものまで完璧にコピーしている。
だから誰かが歌い出すと、すぐに誰かがのかって歌う。
年代が違うけど結構笑わせていただいた。
三橋美智也のウェスタン歌謡は普通下がりながらビブラートはきかせるのに、
あの人は上がりながらきかせるのが特徴なんですよ。
『はもる演歌があるんですよ。♪あ〜〜〜ああああ〜〜〜風邪ひくな〜風邪ひくな』 と
どうみても３人が一番楽しんでいた。
そしてすでに一時間くらいたっていそうなのにひろさんは
『このコーナー20分の予定なんですよ。』
ほんとうに楽しそうにやっているから観てる方も楽しくなってくる。
とにかく楽しい時間を持つことができた。
ほんとありがとうございました。
最後におまけとして、ひろさんがドラムを始めたきっかけについて話したエピソードを。
『兄貴が嵐を呼ぶ男を観て影響され、器用だから自分でスティック作ってたんですよ。でもすぐにあきちゃって忘れてたんですね。で、ある時勉強熱心で優等生な僕が勉強してたんですね、そしたら消しゴムがコロコロコロ〜ってタンスの裏に入っちゃったんですよ。で、しょうがないなあってタンスどけたら、そこにスティックがあったんですよ。そこからですねたたき出したのは。だから今の僕があるのはすべてひとえに、消しゴムのおかげなんです。』
